はじめてベッドを購入する方必見!フレームやマットレスの選び方

ベッドを購入するときには、形状や素材など様々な観点から選ぶことがポイントです。北欧風やナチュラルなど部屋の雰囲気に大きく関わります。また、マットレスによっても寝心地は大きく変化します。

理想の寝室を作る場合には、ベッドが大きなポイントとなります。ベッドと一言で言ってもその形状や素材は様々なものがあります。

フレームは北欧風の雰囲気を作りたいなら自然素材のもの、クールな雰囲気にしたいなら金属素材、柔らかな雰囲気を作るなら布製など作りたい寝室の雰囲気によって選ぶことができます。

また、マットレスによっても寝心地は大きく変わってきます。

ベッドのフレームの特徴や種類

ベッド 北欧

ベッドフレームを選ぶ際には、様々な観点から選ぶことができます。デザイン・機能・素材など色々なポイントから選べます。

収納があるタイプとしては、収納付きベッドがおすすめです。デッドスペースになってしまうベッドの下が収納として使うことができるため、収納場所があまりない部屋にぴったりなタイプと言えます。

チェストベッドは、下部にタンスがついているタイプです。大容量を収納できるのが特徴となっています。

部屋を広く見せたいなら、足のない低めに設定されたローベットが向いています。フロアベッドとも呼ばれていて、高さがあるベッドに比べて圧迫感がなく部屋を広く見せる効果があります。低いため子供と添い寝しても床が近いため安全です。

通気性が良いものなら、すのこタイプが向いています。床板がすのこ状になっているため通気性が良く、カビ対策として使えます。折りたたみ式のものも多く、コンパクトに収納できるというのも魅力です。

スタンダードなレッグヘッドは、足つきの立ち座りしやすいフレームで一般的なタイプですので、購入しやすくどんな部屋にも合わせやすく種類が豊富です。ベッドの下が掃除しやすいため衛生的に使えます。

フレームの素材は、ウッドフレームのほか、レザー・ファブリック・スチールなど種類が豊富です。

ベッドのマットレスの特徴や種類

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マットレスも種類が豊富です。種類によって硬さや弾力性が異なり、通気性なども変わってくるため自分に合ったものを選ぶことがポイントです。

最も安いのがスプリングタイプです。スプリングは中にコイルが仕込まれているタイプでボンネルコイルとポケットコイルの2種類があります。ボンネルコイルは、コイルを連結させて面を作り、その上をウレタンなどで覆っている一般的なマットレスです。面で支えるため寝心地が硬く、通気性が良く体が沈みにくくなっています。

ポケットコイルは、コイルひとつひとつを布で包んで全体に敷き詰められているマットレスです。体を点で支えるため、寝姿勢が変わっても体を包み込み体圧が分散されて体への負担が軽減します。

高密度連続スプリングは、ボンネルコイルのスプリングを高密度にしています。耐久性が高く硬めの寝心地です。

低反発ウレタンは、圧に応じて形を変えるのが特徴です。体を包み込むように沈むため柔らかく寝心地が良く、理想の寝姿勢を保てます。

高反発ウレタンは寝返りがしやすいタイプで、自然な寝姿勢を保てます。低反発だと沈みやすい腰や肩などの負担を減らすため、腰痛などの痛みを軽減させるには最適です。

他にも、ラテックスやウォーターベッド、エアベッドなどのマットレスがあるため、自分に合ったものを見つけられます。

ベッド用フレームを選ぶときのポイント

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ベッド用フレームを選ぶときのポイントとしては、サイズ・素材・目的で選んでいきます。

サイズとしては一般的なシングル・セミダブル・ダブル・クイーン・キングの中から選べます。シングルは一人での使用に向いていますが、体が大きかったり寝返りで落ちてしまう可能性もあるため体の大きさや寝相などによっては避けた方が良いタイプです。

セミダブルは落ちる心配なくひとりでゆっくり眠れるサイズになります。ダブルは大人二人が使えますが体格によっては狭く、クイーンは大人二人でもゆったり使えます。キングは大人二人と子供一人がゆったりと使えますが、使うときには最低でも8畳の広さが求められため注意が必要です。

素材は、よく使われるのがウッドフレームです。北欧風やカントリー、ナチュラルなど様々な雰囲気に合わせることができて、種類が豊富ですので価格帯も幅広く予算に合ったものを選べます。

レザーは、合皮が主流です。柔らかな弾力と水分に強く、簡単な汚れは拭き掃除だけで簡単に落とせます。

ファブリックは布で覆ったタイプで、デザイン性が高いのが特徴です。スチームフレームは比較的安価で購入することができ、通気性で軽量のため模様替えなども簡単に行えます。

色々なタイプがありますが、湿気が気になるならすのこタイプ、広く見せたいならローベッドなど目的に合わせて選ぶことが良いとされています。

ベッド用マットレスを選ぶときのポイント

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ベッドを選ぶときにはフレームよりも、寝心地を決めるベッド用マットレスにお金をかけることがポイントです。

耐久性が高く長く使いたいときにはコイルタイプが向いています。肩こり腰痛がひどいという場合には、体を点で支えるポケットコイルがよく、振動が伝わりにくいため夫婦で一緒に寝ている人にもおすすめです。柔らかいマットレスが苦手、比較的安価なものが良い場合にはボンネルコイルを選べます。ふんわり柔らかな寝心地が良いときには、低反発ウレタンのフィット感が最適です。腰痛がひどいときには、あまり沈み込まず寝返りがしやすい高反発ウレタンを選ぶと、腰痛の軽減につながります。

低反発は沈みすぎて、高反発は固すぎるという場合には、ラテックスを選びます。ラテックスは天然ゴムの木を原材料としている素材で、低反発と高反発の間くらいの硬さで、沈み込みすぎず程よい硬さなのが特徴です。また、カビやダニなどが発生しにくいのもメリットと言えます。

硬さや弾力性は素材によって大きく変わるため、自分に合ったものを選ぶことが重要です。できれば実際にお店で寝っ転がり、寝心地を確かめたり不快な音がしないかもチェックすると理想的なマットレスを選ぶことが可能です。

また、寝心地だけではなく通気性も考えて、湿気がこもりにくく清潔に使えるかにも注意します。

ベッド購入にかかる費用相場

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ベッドを購入するときの費用相場としては、シングルの場合は国内では10万円程度だと言われています。その内訳としては、フレームの相場が5万円ていどになります。5万円程度の価格帯のベッドフレームであれば、平均的なクオリティのものが手に入ります。ある程度きちんとしたフレームを手に入れたい場合には、5万円程度の予算を組んでおくと安心だとも言えます。

安いものであれば2万円程度のものもありますが、安いものは安定性がなかったり、湿気がと溜まりやすい、音がうるさいなど問題があるケースが多いです。これらの問題は寝心地に直結するため、気持ちよく眠るためにもある程度フレームにもお金をかける必要があります。

マットレスの価格帯は幅広く1万円から買えるものから、10万円を超えるものまで様々です。シングルであれば5万円程度のものであれば、品質が良いものを手にいれることができます。耐久性も5?8年と長くなります。

1?3万円程度の価格帯のものはよく購入されますが、寝心地が悪く耐久性も低いためすぐ買い換える必要が出てくる可能性も高いです。

5万円以上の価格のものであれば、寝心地がかなりよくなり睡眠の質も上がります。有名メーカーの中堅モデルも購入できるようになりますが、あまり高いものだと予算をオーバーしてしまうため注意が必要です。

ベッドを選ぶ場合には、好みや体格にあったものを選びます。特にマットレスは重要な部分ですので、実際にお店に行って寝心地を確かめることが大切です。

また、購入する場合には、使用する期間を意識した上で予算を決めることがポイントとなります。